クライアントもがっかりの
鉄道アイドル木村裕子の仕事

鉄道アイドル木村裕子はタレントとして失格である。
それはタレントとはなんなのか全く理解していないからである。
タレント自身は自分のエクスタシーを満足させるためにやっているのではない。
たしかにエクスタシーと言うか満足感も重要であり、活力ではあるが、クライアントがそのタレントを指名するという事は、最終的にはそのクラインが満足しなくてはならないということである。
具体的にはテレビ出演のオファーがかかったのなら視聴率向上が目的であるし、さらに言えば番組スポンサーの満足、それはそのスポンサー商品の売上げ向上、テレビ局も売上げ向上、強いては視聴者、消費者の満足である。
しかし、鉄道アイドル木村裕子にはその感覚がまるでない。
自分がなぜご指名を受けたのか、そういう発想には至らず、ただイベントや番組でキャーキャー騒いで「鉄道だ〜いすき」と言って場当たり的なことばかり言っているに終始している。
要するに引っ掻き回しているだけなのだ。
当然こんな感覚だから、下調べもせず、言っている事はデタラメ三昧と言うのが毎度のことである。
それはプロ意識が無い、すなわちタレントとしての才能が無いといえるのだ。
そもそも本当に鉄道が好きなら、プロ意識以前に自然と頼まれなくても乗ったり、調べたりするのではないか?
それすらないという言動から、木村裕子の鉄道好きが「偽装だ」と言われ始めたのだ。
いくつか事例をご紹介しよう。

木村は現在の所属事務所であるオフィス北野に入る以前のフリー時代に富山の地方番組に出演している。
その前日は大阪にいたようだから、これはもう583系急行「きたぐに」で行く以外選択は無いが、そこは木村裕子、「きたぐに」に乗るはずが無い・・・と言う件はさておき、富山といえば、鉄オタなら言わずとしれた「富山ライトレール」である。
赤字であったJR西日本の富山港線を引継ぎ、上下分離方式により黒字経営を実現、廃止やバス転換が加速している地方鉄道の中で劇的な再生を果たした路線として全国から注目を集め、行政機関からの視察も相次いである。
元々JRの路線を路面電車に切り替えるという全国的にも珍しい試みであり、趣味的にも興味をそそる路線である。
しかし鉄道アイドルの木村裕子は富山に到着してから局入りするまで相当時間があったはずなのに、富山ライトレールに乗りもしないのだ。
そればかりか下調べも何もしていないようであり、生放送で放ったコメントはデタラメ三昧。
乗りもしないで「乗ってくださーい」と呼びかけるわ、説得力の無いコメントに終始している。
私が思うに、富山のテレビ局が期待したのは番組の冒頭、「私もこの放送の前に乗車してきたのですが・・・」という切り出しではなかったのかと思う。
製作サイドとすれば、常識外れの乗り鉄を自称する鉄道アイドル木村裕子のこと、言われなくても当然乗ってくるだろう、一々「乗っておいてくださいね」なんていうのは失礼だと、指示もしなかったのではないかと思う。
だが、そんな局サイドの期待は尽く裏切られて、乗りもしなければ調べもしないでデタラメ三昧となったのだろう。

この木村のプロ意識の無さが、表立って問題となったことがある。
木村は秋田内陸循環鉄道の利用促進イベントに呼ばれている。
当然このイベントの目的は「どうすれば秋田内陸線の利用者が増えるのか」である。
だがそこは鉄道アイドル木村裕子、自分がなぜ呼ばれたのか、自分は何をすべきなのか、そんなことは全く考えていない。
結局イベントではキャーキャー騒いで、自分のグッズやCDの販売をしただけである。
利用促進とは程遠いことをやっただけなのだ。
このことについて関係者が秋田内陸線の再生につい特集した地元の新聞である秋田魁新報の取材に対して「内陸線のPRというより、アイドルイベントにしかならなかった」と酷評したコメントを寄せているのだ。
おそらく木村をイベントに呼んだ主催者は偽装されたプロフィールや報道を見て、きっと木村裕子なら鉄オタの視点で利用促進を考えてくれる、きっと利用者が増えると期待したのだろう。
しかしその期待はむなしく、イベントでも痛々しい木村のファンが参加しただけで、木村もキャーキャー騒ぐだけ、ブログにも秋田内陸線の良さなど何一つ紹介せず、ただ「私こんなにファンに取り囲まれました」という写真を掲載して終わったのだ。
利用者増加に繋がる言動など何一つ無い。
当然の評価である。

この問題、木村の評判が悪かったというだけでは済まされない。
木村をイベントに呼ぶということは最低でも往復の交通費はかかるし、ギャラも生じるだろう。
ギャラをいくら取ったかは知らないが、最低でも交通費+αはかかっているわけだ。
地方の鉄道はどこも経営が苦しく、経費削減も極限的、数百円の運賃を払ってもらうのに大変な努力をしているのだ。
木村はそんなところに対して金をドブに捨てるような事をさせたのである。
過去には「赤字ローカル線を救うんだ」などと豪語していたが、実態は救うどころか無駄な金を使わせてより一層廃止へと加速させただけなのだ。
この木村にかけた金を他の事に使った方が、余ほど利用者向上に繋がっただろう。

これらの問題が起こる所以は、第一に鉄道に興味が無いのに鉄道アイドルを騙っているからではないか?
本当に鉄道が好きなら、言われなくても興味津々で調べるはずだし、言われなくても乗りたくなるもの。
それが全く無いというのだからいかに興味が無いのかが分かる。
仮に鉄道好きというのがキャラクター設定だと言うのなら、こういった再生フォーラムなど
http://www.city.kitaakita.akita.jp/news/2007/10/1022/nairikusen_sympo/kokuti.htm
本当に鉄道を必要としている人たちが真剣になって考えている場に行くべきでないし、呼ばれても「自分はそこまでの知識は無い」と断るべきである。
そして行くのなら、失礼の無いよう、他の参加者も「さすがだ」と言わせるほどのリサーチをしてから行くというのがプロ根性と言うものだ。
だが、天下の鉄道アイドル木村裕子はそんなこと絶対にしない。
ただ知ったかぶりでキャーキャー騒いでいるだけ、それで評価されると思っているのだから舐めた話である。
ここまでいくと、もはや木村の活動は「鉄道アイドル詐欺」と言っても過言ではない。

当初は女性の鉄道オタクという物珍しさもあいまって、こういったイベントによく呼ばれた物だが、「メッキは剥がれる」とは言ったもので、こういった木村の実態が徐々に浸透してきたのではないだろか?
その証拠に鉄道関係のイベントにも、番組にも木村にオファーがかかることがなくなってきている。
仕事の数は明らかに激減している。
それはそうだ、プロ根性も無く、下調べもせず、ただキャーキャー騒いでいるだけなら、デビューしたての若いグラビアアイドルでも呼んだ方がまだマシなのだ。


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